王女騎士

守るたび、何かを失う――選ぶことの重さを背負う女の物語。

あらすじ

ミア・レーンは前世の夜回りの習性を残した護衛者――記憶の欠けた元夜間警備員だ。峠で追放された王女エリナ・ヴェルを助けたことをきっかけに、彼女は「守る」と誓い、金属の徽章と盟痕(刻印)を媒介に盟誓の力を行使する。しかし盟誓は記憶や身体を蝕む代償を伴い、ミアはその重さと向き合いながら、小さな城塞から王都へと向かい、位を固定し人々の選択を奪う装置──位環と対峙する。仲間たちと共に情報戦や夜襲、制御室への突入を重ねる中で、守るための手段と代価、そして「選べること」の意味を問い直していく物語。夜と朝の対比、盟誓の倫理、失われる記憶と育まれる共同体が読みどころ。

エピソード

  1. 第1話 序章 夜明けの誓い
  2. 第2話 第1章 宿場の夜回り
  3. 第3話 第2章 集いの道
  4. 第4話 第3章
  5. 第5話 第4章
  6. 第6話 第5章 文書と嘘
  7. 第7話 第6章
  8. 第8話 第7章 夜襲と盟誓
  9. 第9話 第八章 盟誓の代償
  10. 第10話 第9章 徽章を示す者
  11. 第11話 第十章 夜襲──盟誓を張る影
  12. 第12話 第十一章 喪失の祝祭
  13. 第13話 第12章 夜明けの宣言と、揺らぐ位
  14. 第14話 第一部幕間 — 余波の夜明け
  15. 第15話 第13章 王都の影
  16. 第16話 第14章 影の帳と偽りの判
  17. 第17話 第十五章 断片の歯車
  18. 第18話 第16章 情報の波と揺れる誓い
  19. 第19話 第17章 王都へ、歯車の前夜
  20. 第20話 第十八章 亀裂を縫う夜
  21. 第21話 第十九章 夜襲、そして代償
  22. 第22話 第20章 鍵を抱く者
  23. 第23話 第21章 盟誓の重責
  24. 第24話 第22章 盟誓と鍵
  25. 第25話 第23章 跡と証
  26. 第26話 第24章
  27. 第27話 第二部幕間 — 門の向こうの訓練所
  28. 第28話 終章
  29. 第29話 巻末特別章 余燼の夜に灯るもの