海底駅の最終乗客

海底駅に残された記憶を、最終列車が連れ帰る。

あらすじ

海底に眠る終着駅《深波》。駅員見習いの陸は、廃止前夜に濡れた硬券を持つ少年と遭遇する。二十年前の“無事故”記録の裏に隠された一人の行方不明。祖父が残した日誌と真鍮の鍵は、記憶を留める奇妙な「量子の共鳴」を示す。会社は事実を隠蔽し、祖父の英雄像の裏に罪が沈んでいた。閉ざされる駅と迫る海水の前で、陸は責務と贖罪のはざまで選択を迫られる。記憶に囚われた声を地上へ連れ戻せるのか?

エピソード

  1. 第1話 プロローグ:深海の残照
  2. 第2話 第1章:幽霊ホームの乗客
  3. 第3話 第2章:二十年前の刻印
  4. 第4話 第3章:生還者の眼差し
  5. 第5話 第4章:封印された日誌
  6. 第6話 第5章:虚構の無事故記録
  7. 第7話 第6章:量子の共鳴
  8. 第8話 第7章:地図にない転轍機
  9. 第9話 第8章:泥土の隠蔽
  10. 第10話 第9章:少年の伝言
  11. 第11話 第10章:最後の夜の決断
  12. 第12話 第11章:招かれざる乗客たち
  13. 第13話 第12章:蒼海への旅路
  14. 第14話 エピローグ:夜明けのプラットホーム
  15. 第15話 後日談:蒼い海の記憶