ナイター照明が消えない球場

消えないナイターが、九回裏と約束を照らす

あらすじ

浅倉紬は、閉鎖が決まった雁首市民球場で、なぜか消えない一基のナイターと出会う。光は十年前に雨で中断した九回裏の場面を繰り返し、そこで死んだ兄・湊や仲間たちの“再演”を映し出す。街に残る未練が光の正体だと悟った紬は、記録会を企てて止まった時間を完結させようとする。果たして彼らの物語を終わらせ、灯りを消すことはできるのか?

エピソード

  1. 第1話 プロローグ:最後の夏灯り
  2. 第2話 第1章:再演される雨天中止
  3. 第3話 第2章:止まった時計とバット
  4. 第4話 第3章:電気のない光
  5. 第5話 第4章:表層の回収:光の正体
  6. 第6話 第5章:次打者、日比野くん
  7. 第7話 第6章:中盤の転換:マウンドの兄
  8. 第8話 第7章:中層の回収:観客の不在
  9. 第9話 第8章:十年前の豪雨の夜
  10. 第10話 第9章:核心の伏線:湊の願い
  11. 第11話 第10章:さよならの記録会
  12. 第12話 第11章:九回裏、二死満塁
  13. 第13話 第12章:結末:次の試合へ
  14. 第14話 エピローグ:朝焼けのグラウンド