宵鳴りのレゾナ

音が消える場所で、名前だけが還るかもしれない。

あらすじ

鳴瀬透真は街の環境音を集める録音屋学生。妹・澪を失って以来、古いボイスレコーダーに残る“空白”の波形にだけ声の気配を感じ取り、名前や記憶が消えていく「無響」の現象を追うことになる。台風が迫る都市、校内や地下の廃駅、文化祭の喧騒——音の欠落は人々の日常を狂わせ、透真は仲間たちと共に無音の駅へと降りていく。失われた声を取り戻すか、街の記憶を守るか。音と記憶をめぐる謎と、人間の痛みが静かに鳴る物語。

エピソード

  1. 第1話 序章 雨のなかの空白
  2. 第2話 第一章 駅の向こう側
  3. 第3話 第二章 声のない放送室
  4. 第4話 第三章 調律師の練習帳
  5. 第5話 第四章 文化祭は泣いている
  6. 第6話 第五章 白い花弁
  7. 第7話 第六章 記憶を切るひと
  8. 第8話 第七章 澪が残したもの
  9. 第9話 第八章 台風圏内
  10. 第10話 第九章 無響駅
  11. 第11話 第十章 白夜の指揮者
  12. 第12話 第十一章 灰鐘アステリズム
  13. 第13話 第十二章 さよならの音
  14. 第14話 終章 朝に残るレゾナ