学園機甲部の合唱隊

歌が機甲を動かすとき、何を守り、何を失うのか。

あらすじ

風間咲良は青鈴学園の旧校舎と格納庫に眠る旧式機甲「歌鎧」の胸部に刻まれた“欠け”──「不在」の紋様に惹かれる。触れた瞬間に響く古歌の前触れと、声が機甲と共鳴してしまう危険な仕組み。許可されないまま合唱で接近したことから学園は注目を浴び、規制局や企業、思想集団が介入してくる。 咲良を中心に、指揮を執る高橋茜、整備と解析を担う矢野透、幼馴染の藤原理央らは、和音許諾や心拍同期といった厳しい手順を守りつつ、歌と機甲をめぐる謎と対峙する。古歌譜や符号が示すのは、歌詞そのものが機構の鍵である可能性と、それに伴う代償──歌う者の記憶や声が削がれていく現実だった。 外圧と内部の葛藤が高まる中で、彼らは学園と地域を守るため、海辺や倉庫を舞台に危険な遠隔同調や証拠収集に踏み出す。読みどころは、音楽的手順と技術的解析が織りなす緊張、仲間同士の絆と選択、そして「声」を巡る倫理的ジレンマだ。結末の核心には触れず、歌と記憶が交錯する場面が物語を牽引する。

エピソード

  1. 第1話 序章
  2. 第2話 第1章
  3. 第3話 第2章
  4. 第4話 第3章
  5. 第5話 第4章
  6. 第6話 第5章
  7. 第7話 第6章
  8. 第8話 第7章
  9. 第9話 第8章
  10. 第10話 第9章
  11. 第11話 第10章
  12. 第12話 第11章
  13. 第13話 第12章
  14. 第14話 第一部幕間
  15. 第15話 第13章
  16. 第16話 第14章
  17. 第17話 第15章
  18. 第18話 第16章
  19. 第19話 第17章
  20. 第20話 第18章
  21. 第21話 第19章
  22. 第22話 第20章
  23. 第23話 第21章
  24. 第24話 第22章
  25. 第25話 第23章
  26. 第26話 第24章
  27. 第27話 第二部幕間
  28. 第28話 終章
  29. 第29話 巻末特別章