深夜二時の小さな国境
午前二時、橋の向こうで過去を賭けるか否か。
あらすじ
玲は十九歳、灰色の街シエラで母の喪失と沈黙を抱えて暮らす。ある夜、母の遺した奇妙な地図に導かれ、午前二時に現れる“国境”を越える決意をする。しかし越境には過去を対価として差し出す代償がある。喉に刺さった罪を手放すべきか、弟・奏との絆を守るべきか――玲は何を選び、何を失うのか?読み進めるほどに問いが深まる。
午前二時、橋の向こうで過去を賭けるか否か。
玲は十九歳、灰色の街シエラで母の喪失と沈黙を抱えて暮らす。ある夜、母の遺した奇妙な地図に導かれ、午前二時に現れる“国境”を越える決意をする。しかし越境には過去を対価として差し出す代償がある。喉に刺さった罪を手放すべきか、弟・奏との絆を守るべきか――玲は何を選び、何を失うのか?読み進めるほどに問いが深まる。