空庭の種庫
記録と手で、種を返す。小さな合図が始める選択の物語。
あらすじ
保存庫の記録官リゼットは、灰色の瓶に刻まれた「空庭」の文字と三本線の蓋をきっかけに、封印された種と失われつつある記録の謎に巻き込まれる。王立種庫での数字や帳簿だけでは救えないと悟った彼女は、風読みのノア、触覚で記録を継ぐミナ、地上出身のサジュ、管理側のエドガーらとともに、雲海の向こうの島々や地下の機関、海路を巡って種を「返す」旅に出る。やがて各地に広がる白変や装置による記録の消失という危機に直面し、視覚に頼らない触覚や共同作業で分配と植え直しを試みることになる。主人公の内的な記憶の欠落と、種を守りつつ誰と何を共有するかを選ぶ葛藤が物語の核で、古い帳簿と触れる記録、三度叩く所作、群青に光る瓶が読みどころとなる。
エピソード
- 第1話 序章|雨の向こう側
- 第2話 第1章 落ちこぼれ記録官と一粒の異常
- 第3話 第2章|空庭の種庫
- 第4話 第3章|空庭の種庫
- 第5話 第4章|空庭の種庫
- 第6話 第5章|空庭の種庫
- 第7話 第6章|空庭の種庫
- 第8話 第7章|空庭の種庫
- 第9話 第10章|空庭の種庫
- 第10話 第11章|空庭の種庫
- 第11話 第12章|空庭の種庫
- 第12話 第一部幕間|残された約束
- 第13話 第13章|空庭の種庫
- 第14話 第14章|空庭の種庫
- 第15話 第15章|空庭の種庫
- 第16話 第16章|空庭の種庫
- 第17話 第17章|空庭の種庫
- 第18話 第18章|空庭の種庫
- 第19話 第19章|空庭の種庫
- 第20話 第20章|空庭の種庫
- 第21話 第21章|空庭の種庫
- 第22話 第22章|空庭の種庫
- 第23話 第23章|空庭の種庫
- 第24話 第24章|空庭の種庫
- 第25話 第二部幕間|選び直す夜
- 第26話 終章|新しい朝
- 第27話 巻末特別章|巻末特別章