月裏階段の測量宿

月の階段と消えかけた名を、糸で繋ぎ直す物語。

あらすじ

白環亭に暮らす測量士リュネ・アスターは、月光を手がかりに道と人の居場所を測る“月差測量”を仕事にしている。ある夜、空に白い階段が現れ、世界の位置がずれる異常が続発する。道が裂け、人々の輪郭が消えかかる中、リュネは糸巻きと水準器を手に失われた名を帳面に留め、月裏に伸びる逆さの町へと足を踏み入れる。王都の巡察隊とその代表ヴェルグは秩序のために“定着”を求め、リュネたちのやり方と対立する。測ることを通じて記録と選択の重さに向き合うリュネが、どの道を繋ぎ、何を守るのかを選ぶ過程が物語の核となる。

エピソード

  1. 第1話 序章
  2. 第2話 第1章
  3. 第3話 第2章
  4. 第4話 第3章
  5. 第5話 第4章
  6. 第6話 第5章
  7. 第7話 第6章
  8. 第8話 第7章
  9. 第9話 第8章
  10. 第10話 第9章
  11. 第11話 第10章
  12. 第12話 第11章
  13. 第13話 第12章
  14. 第14話 終章