消星の塔守り

欠けた星が、記憶を削いでいく——数を読む少年はそれを追う。

あらすじ

リオ・アステルは「数字の欠け」を読む観測者だった。星座の輪郭から消えた一角は、人々の記憶や呼び名さえ奪い、港町の暮らしを曖昧にしていく。塔の上層は観測を禁じるが、リオは監査官の命令に逆らい、旅する者たち――造船師ガルド、偽名を纏うミナ、薬師見習いネネ、そして金色の光を吐く幻獣ルゥ――と共に欠けた星座の輪郭をたどる。やがて彼らは鯨骨の鍵で古い扉を開き、黒い円盤と失われた記憶に関わる地下遺構へと足を踏み入れる。塔と港を結ぶ謎、仲間との葛藤、失われた「顔」をめぐる選択が物語の中心にあり、読者は欠けを巡る探索と再生の瞬間を追うことになる。

エピソード

  1. 第1話 序章
  2. 第2話 第一章
  3. 第3話 第二章
  4. 第4話 第三章
  5. 第5話 第四章
  6. 第6話 第五章
  7. 第7話 第六章
  8. 第8話 第七章
  9. 第9話 第八章
  10. 第10話 第九章
  11. 第11話 第十章
  12. 第12話 第十一章
  13. 第13話 第十二章
  14. 第14話 終章