料理ギルド

飢えを満たす一皿の代償——火の前で何を差し出すか。

あらすじ

ユウは見知らぬ世界で料理人として目覚め、冒険者ギルドの食堂で「共有の火」と呼ばれる公共の炉を使い、飢えた町の人々に食を届けることを誓う。しかし──その料理には条件と代償があった。生の食材に素手で触れ、共有の火で調理し、見返りを求めない意志で作るときだけ、料理は人の心身に働きかける代わりに記憶や土壌に痕跡を残す。やがて商会や中央教団、古い封印と「味の器」を巡る勢力が動き、ユウたちの小さな救済は政治と均衡の問題に飲み込まれていく。料理の温かさと失われる何か、そのはざまで仲間たちが選ぶ道と葛藤を描く群像劇。

エピソード

  1. 第1話 序章
  2. 第2話 第1章
  3. 第3話 第2章 共有の火
  4. 第4話 第3章
  5. 第5話 第4章 腹を満たすための抵抗
  6. 第6話 第5章 運ぶ者、説く者
  7. 第7話 第6章 公開討論会
  8. 第8話 第七章 夜襲と共有の火
  9. 第9話 第8章 収穫祭の火
  10. 第10話 第9章
  11. 第11話 第10章
  12. 第12話 第11章 波紋の種
  13. 第13話 第12章
  14. 第14話 第一部幕間
  15. 第15話 第13章 聖印と火口
  16. 第16話 第14章 鍋の文
  17. 第17話 第15章 出立の準備
  18. 第18話 第十六章 山の寺院、味の器をめぐる火
  19. 第19話 第17章 取り戻す力
  20. 第20話 第十八章 裁定の火口
  21. 第21話 第十九章 均衡の声
  22. 第22話 第20章 共有の火の夜
  23. 第23話 第21章
  24. 第24話 第22章 燃えさかる共有の火
  25. 第25話 第23章
  26. 第26話 第24章 共有の火
  27. 第27話 第二部幕間
  28. 第28話 終章 共有の火の下で
  29. 第29話 巻末特別章 日常の火