星糖侯爵家の焼き窯は、明日を灯す

味がなくても、手と帳簿で明日を焼く。

あらすじ

朝倉灯は、夜の町でパンを焼いていた手仕事の職人だったが、目覚めるとヴァルミエ侯爵家の令嬢エルネリア・ヴァルミエとして目覚める。舌の感覚を失いながらも、廃れた工房を再生し小さな窯で「星糖」を焼くことで領地の窮状に立ち向かう。味覚に頼れない代わりに、帳簿と記録、村人や子どもたちの「舌」を頼りに試作と改善を重ね、共同体を作り直していく。しかし冬至祭で起きた中毒事件と王都の監査官の介入が、工房と人々の未来を脅かす。職人としての勘と仲間たちの連帯、そして父が残したらしい手がかりを通じて、彼女は工房と領地を守ろうとする。

エピソード

  1. 第1話 序章
  2. 第2話 第一章
  3. 第3話 第二章
  4. 第4話 第三章
  5. 第5話 第四章 冬を売る商人、冬を買う領主
  6. 第6話 第五章
  7. 第7話 第六章
  8. 第8話 第七章
  9. 第9話 第八章
  10. 第10話 第九章
  11. 第11話 第十章
  12. 第12話 第十一章
  13. 第13話 第十二章
  14. 第14話 終章