魔王軍の見習い参謀は、戦場に白旗ではなく食卓を描く

鍋と帳簿で、誰も見捨てない道を探す

あらすじ

トオル・ミズシロは、魔王軍の補給隊に付く見習い参謀として戦場の裏側に配属された。灰色の印の押された帳簿と地図を手に、人々が恐怖に沈む現場で「役割」を与え、動ける道を作ることで、誰もが明日を選べる余地を残そうとする。倉庫や境界市場、診療所や駐屯地を舞台に、井戸や水路を守るための地下工作、補給の不正や上位の命令との衝突、そして大鍋を囲んで敵味方が一時の共同を作る場面が描かれる。軍命令と民の命の狭間で、トオルは帳簿と鍋と仲間たちを頼りに苦渋の選択を迫られる。その手腕と小さな犠牲が、戦場の「日常」をどう守るのかが読みどころだ。

エピソード

  1. 第1話 序章
  2. 第2話 第一章
  3. 第3話 第二章
  4. 第4話 第三章
  5. 第5話 第四章
  6. 第6話 第五章
  7. 第7話 第六章
  8. 第8話 第七章
  9. 第9話 第八章
  10. 第10話 第九章
  11. 第11話 第十章 鍋の火を守れ
  12. 第12話 第十一章
  13. 第13話 第十二章
  14. 第14話 終章