追放勇者の灯台工房

灯りは誰のものになるのか――霧の港で繋ぐ小さな光。

あらすじ

元・夜間設備員の水城透は、追放された身でトオル・ミナトと名乗り、霧深い港町セレネへと歩を進める。折れた歯車や詰まった水路を直しながら、彼は半獣の罠師リゼ、声を失った鐘抱えのガランらと出会い、灯台を再び動かして町に『戻れる明かり』を残すことを目指す。だが灯の在り方を巡って、命を核として光を生む古い技術と、人々の心を分け合う共晶式という選択肢が立ちはだかり、王宮側のヴァルドは灯りを管理・配給しようと動く。機械的な仕事描写と静かな信頼の積み重ね、灯りをめぐる倫理的な葛藤が本作の読みどころだ。

エピソード

  1. 第1話 序章
  2. 第2話 第一章
  3. 第3話 第二章
  4. 第4話 第三章
  5. 第5話 第四章 壊れた鐘を持つ男
  6. 第6話 第五章
  7. 第7話 第六章
  8. 第8話 第七章
  9. 第9話 第八章
  10. 第10話 第九章
  11. 第11話 第十章
  12. 第12話 第十一章
  13. 第13話 第十二章
  14. 第14話 終章